OPTCG フロアルールを再確認する
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ワンピースカードゲームのルール周り
フロアルールからの抜粋になります。
ワンピースカードゲーム公式サイト RULES
章ごとに重要になりそうな部分のみピックアップします。
第1章:イベントに参加する皆さんへ
ONE PIECEカードゲームのイベントに参加する皆さんは、お互いを尊重し、
思いやりを持って相手と接するよう心がけましょう。
また、不正行為を行わないようにしましょう。
大前提、人とのやりとりなので不快な思いをさせないようにしましょう。
第2章:プレイヤーの皆さんへ
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対戦中に席を離れる場合は、対戦相手とジャッジ(またはスタッフ)から許可をもらいましょう。
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対戦中に不明点があった場合、ジャッジ(またはスタッフ)を呼びましょう。
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対戦中にルールに関して疑問が発生した場合、プレイヤーの皆さんは、
ジャッジ(またはスタッフ)を呼んで、その疑問について確認することができます。
このとき、プレイヤーの皆さんは、ジャッジ(またはスタッフ)によって決められた内容に従わなければなりません。 -
対戦中に対戦に関係のないもの
(リーダーカード、デッキ、ドン‼︎デッキ、プレイマット、サポートアイテム以外のもの)は机の上に置かず、
可能な限り触ってはいけません。 -
※対戦を補助するサポートアイテムとして、以下の物が使用できます。
ただし、対戦に支障がないよう対戦相手に確認を取って使用しましょう。- サイコロやダイス(正二十面体以下のもの)
サポートアイテムに関しては最近ルールに追加された文言になります。
公式の発表はありませんが、対戦相手の確認をとれば、ダイスの使用が可能となりました。
第3章:観戦者の皆さんへ
特筆する点はありませんでした。
マナーを守って観戦して、だめな場合は観戦を中止させる場合があるそうです。
第4章:ジャッジについて
すべてのジャッジは、プレイヤーから「ゲームルール上誤った行為」の確認があった場合、
一方ではなく対戦者同士の話を聞いて適切にゲームを進められるよう裁定し、正しい状況に戻します。
対戦が進んだ後で誤った行為が発覚した場合は、そのまま対戦を続行することがあります。
また、すべてのジャッジは、ルールの間違いやプレイヤーの不正行為または不正と疑わしき行為を発見した場合、
これに介入して指摘、修正することができます。
第5章:使用できるカードについて
- どのような大会でも偽造カード(コピーや手作りによる代用カードを含む)を使用することはできません。
- カードのオモテ面・ウラ面・側面に、同じデッキ内のカードと区別できる傷、汚れ、印、反りなどがある場合、
ジャッジの判断により使用できない場合があります。
ただし、スリーブを使用することで区別がつかなくなる場合は、使用することができます。 - 販売・頒布されてから7日間が経過していない新規のカードナンバーのカードは、
一部のイベント(フラッグシップバトル、チャンピオンシップに関連する大会)では使用できません。
(すでに7日以上前に発売・頒布しているカードと同一のカードナンバーのカードは、
7日間が経過していなくても使用することができます。)
ドン‼カードの使用について
- ドン‼︎カードは、販売・頒布されているすべてのカードが使用できます。
- ドン‼︎カードは、すべての言語のカードが使用できます。
第6章:スリーブについて
マークドや傷等でカードが特定されてしまう場合、ジャッジの判断で使用を禁止される場合があります。
スリーブは2重スリーブまでが可能で、2重スリーブをする場合、スリーブのどちらかは不透明である必要があります。
リーダーカードにおいては、プラスティック製のカードローダーを使用することができます。
大会において、ジャッジにスリーブ及びカードローダーが使用できないもの
(PSAなどの鑑定品、著しく視認性が悪い、テキスト部分が隠れている等)と判断された場合、
プレイヤーは「より適したものに交換するか」または「カードに目立った傷などがない場合スリーブ・カードローダーなしで対戦するか」を選択できます。
※大会によっては、大会主催者が指定するスリーブの使用が義務される場合もあります。
リーダーカードは例外的にローダー等を使用することができますが
必要に応じて外す場合があるそうなので、取り外しやすいものが推奨と言えそうです。
第7章:ゲームの準備に関して
お互いにデッキを机の上に出し、シャッフルを行ってからリーダーカードの公開です。
相手のリーダーを確認してからデッキを変えることはしてはいけません。
自衛のためにもこれは守った方が良さそうと思いました。
第8章:イベント進行について
シャッフルに関して
デッキをシャッフルするとは、デッキのカードの順番が、お互いのプレイヤーにわからないよう、十分ランダムになるまでよく混ぜることです。
デッキをシャッフルするときに不正な操作を行った場合、厳しいペナルティが科せられる対象となります。
とにかくちゃんとシャッフルはしましょうって書いてあります。
度々話題になりますが、シャッフルは最低でも2種類以上することが望ましいです。
特にディールシャッフルはある動作を繰り返せば、いわゆる仕組むことが可能なため
お互いに気持ちよくプレイするためにも、2種類以上のシャッフルをしましょう。
プレイヤーは自分のデッキの中身が十分ランダムになるよう、満足するまでデッキをシャッフルする
またはカット(テーブルの上に置いた状態から、いくつかの山に分けてひとつにまとめる切り方)することができます。
ただし、対戦相手に見える位置で適切な時間内に行い、
カードに傷をつけたり中身を見たりしないよう注意しなければなりません。デッキのシャッフルを行った後に、確認として相手にカットまたはシャッフルをしてもらってください。
確認で行うカットやシャッフルは、時間をかけすぎないように行ってください。
対戦相手にシャッフルしていることが見えるよう、カードの中身を見ないようにシャッフルしましょう。
また、シャッフルのあとには相手にもシャッフルをしてもらうと明言されています。
特に大型大会等ではお互いに不満がないよう、相互シャッフルをしたほうが良いと思います。
対戦相手がデッキをシャッフルしなおした、またはカットした後、
プレイヤーは自分のデッキをシャッフルすること、カットすることはできません。
リモートでの対戦などでデッキに触れることができない場合、
シャッフルを行ったプレイヤーが確認として行うカットを代理で行ってください。
ただし両者が了承した場合に限り、相手にシャッフルして頂く必要は御座いません。
了承があれば相互カットをする必要はありませんとも明記されています。
また、カードゲームにおけるシャッフル、ランダムについては下記記事が参考になります。
【TCG】確率統計と計算機工学から考える適切なシャッフル【DCG】
時間切れに関して
公認大会は制限時間を設ける場合1対戦30分を推奨しています。
各対戦において、予告された終了時刻が来た時点でまだ勝者が決定していなかった場合、
勝敗判定は行わず、その対戦は両者敗北となります。
エクストラターンについて
公式大会決勝ラウンド、トーナメント戦において、時間切れが発生した場合
エクストラターンが与えられる場合があります。
現在進行中のターンが先攻プレイヤーのものか、後攻プレイヤーのものかによって、
以下のように追加のターンが与えられます。
- 先攻プレイヤーのターン中に時間切れになった場合
進行中のターンを0ターンとして、追加3ターン - 後攻プレイヤーのターン中に時間切れになった場合
進行中のターンを0ターンとして、追加2ターン
また、発生した事案がないため未確定ではありますが、
ターンを追加する系のカードがエクストラターンに使用された場合、追加されたターンは消費されない認識です。
追加のターンでもゲームが終了しなかった場合、以下の手順に従って勝敗判定が行われます。
- ライフの枚数が多い方が勝利(同数の場合は次へ)
- デッキの残り枚数が多い方が勝利(同数の場合は次へ)
- じゃんけん1回勝負で勝ったほうが勝利
デッキを確認する効果に関して
カードの効果によってデッキを確認する際、過度に遅い場合、罰則の対象になる可能性があります。
故意の時間切れ等は重めの罰則の対象になるため、フェアプレイを心がけましょう。
あとがき
これら以外にも章がありますが、普段から気をつけていきたい点はまとめあげたかと思います。
細かい部分で気になる点がありましたら、公式サイトを見ることをおすすめいたします。
「フェアプレイをしよう!」的な文言がたくさん出てきますが、カードゲームは対戦相手がいないと成立しないものです。
まず複雑なルール等を覚えるより、相手を不快にせずお互いに楽しくやることがすごく大事だと思います。
これを読んでいただいた方々がフロアルールを再認識できる機会になれば幸いです。
なにか不備や間違い、アドバイス等ありましたらX(@nakazawa_op)までご連絡ください。